1948-05-27 第2回国会 参議院 財政及び金融・労働連合委員会 第4号
從いまして二百万に近い政府職員を全部そういつた意味合における米國式の改正をやろうと思つたら、恐らく数年間かかることはこれは異論はございません。七月二日公務員法が布かれましても、その翌日から布かれないこともこれは明瞭であります。今回の改正はそういつたことは全然してもありませんし、又考えてもおりません。
從いまして二百万に近い政府職員を全部そういつた意味合における米國式の改正をやろうと思つたら、恐らく数年間かかることはこれは異論はございません。七月二日公務員法が布かれましても、その翌日から布かれないこともこれは明瞭であります。今回の改正はそういつたことは全然してもありませんし、又考えてもおりません。
尚お話の順序が逆に相成りましたが、今回の職階制の考え方は、極く大雜把に申上げますと、勿論米國式の職階制をやりますためには、各人別に實際の職務内容というものを詳しく一人ずつ調べまして、それを分析し、それを評價する手續が必要でございますが、そういつたことは到底現在の段階においてやれもしませんし、又やつても何事もかかることは申すまでもございませんが、これに對しまして、便法として政府側の方で考えました手段は
そうして米國式の大量生産方式を廣く普及する。このようにしまして生産物の質と生産技術の向上をはかろうとするという點であります。 第四の點は、原子力時代に對處いたしまして、科學研究機關の大擴充が考えられているという點であります。 第五の點といたしましては、戰後におきましても、依然として相當強大な國防力の保持とその科學的な武裝化ということが考えられておる。
昨年からやつて、最近に至りましてほぼこの大学設置の基準ができておるのでありますが、関係方面からの忠言によりまして、米國式と申しますか、文部省が最初に主宰することなしに既設の大学が中心になりまして大学基準協議会というアソシエイシヨンを設けまして、この基準協議会において更に細かく基準を研究し、設定して行くということになりまして、殆ど基準ができるようになつております。